熊谷 陽子さん

・入社年:2013年
・配属先:地域支援センター

入社のきっかけ

高校の部活動でボランティア部に在籍。部活動を通して、福祉の分野の勉強をもっとしたいと思うようになり、旭川市内の大学に進学しました。在学中、福祉の業界をを勉強する中で、、知的障がいの分野で働きたいと思うようになり、新卒で市内の知的障がい者支援施設に就職。6年程働いていましたが、結婚を機に前職場を退職。

夫が、長沼町出身でこちらに来る事がきっかけで就職先を探していた際、陽風の求人を見つけ応募し採用して頂きました。

よく、知的障がいの施設に就職する事に抵抗があるという事を聞きますが、私はこの仕事をしたいと進学や実習を経験していたので、就職前からイメージが出来ていましたし、とても充実した毎日を過ごしています。

現在の仕事の内容と1日の業務サイクルについて

今は、地域支援センターという長沼町内と近郊(由仁町・北広島市・札幌市)のグループホーム10件のグループホームがあるのですが、そこで生活される方々の支援が業務になります。生活の支援というと、範囲が広いと思うのですが、買い物代行・お部屋の掃除・通院の同行・タンスの整理を利用者さんと行ったりもします。また、各グループホームには世話人さんがいるのですが、利用者さんについての情報共有や世話人さんがお休みの時は代わりに食事の準備やハウスキープ、行政に提出する書類の作成、更には建物の周りの草むしりや建物の簡単な修全も行うので、利用者さんが快適に過ごせる様、グループホームに関する”何でも屋さん”のような立場が私の仕事です。(笑)

勤務形態は、早番・日勤・遅番・夜勤と4交代制になっており、曜日と勤務形態でその日の様々な業務に対応しています!

仕事をする上で気を付けている事

様々な事を先延ばししないで「なる・はや」で対応する事です。日々、色々な対応をしている中、「まだいいや」「後でやろう」と思っていると、それらが解決しないまま、次の対応が入ってくるのでトラブルにつながります。なので「後でやろう」ではなく「今やろう」を心がけています。その為には、臨機応変に対応する柔軟性、的確に判断して実行に移す判断力、実行した際の根拠が必要になります。

マニュアルがある訳ではなく、経験値がとても必要ですが、その経験値をアップデートして当事者の立場にたって物事を考える想像力を大切にしています。

現在のやりがいやその先の目標(チャレンジしたい事も含む)

「ありがとう!」「助かった!」「またよろしく!」等、利用者さんから声をかけられる事が何よりの励みになります。こういう事を言われるのは、利用者さんとの信頼関係が築けていると思うんです。これからも利用者さんが、少しでも楽しく快適に生活ができるようにこれからも寄り添っていきたいと思います。

利用者さんの中には高齢の方も増えてきています。このような方々を支えていくには障がい福祉の分野だけではなく、介護福祉や行政に関する手続きについて説明して理解してもらう事が必要になってきます。その為に更に知識が必要になるのでその為の準備をそれこそ「なる・はや」で行いたいです!

業務外の社員の交流について

職員同士の業務外の交流は多いと思いますよ。今は気を付けなければならないので自粛していますが、以前は仕事終わりに食事やカラオケに行くことも!また、職員同士の何気ない会話の中から思わぬ発見や自分と違う視点の意見が聞けたりと色々な気づきがあります。とても話易い環境の中で仕事をしています!

あって良かったと思う社内制度(資格取得や諸条件)はありますか?

社会福祉主事資格を取得する際、通信教育と神奈川県の湘南地区で1週間の集中講義の受講が必要なのですが、その際、交通費・宿泊費を負担してくれた事はとても助かりましたしモチベーションになりました。ここで働く方は違う業種から転職される方も多いのですが、必要な資格取得の為のフォロー制度はありますし、合格した際は、手当として反映してくれるのでとてもやりがいはありますよ!

これからエントリーする方へのメッセージ

知的障がいと聞いて、あまり良いイメージを持たない方もいらっしゃると思うんです。陽風のスローガンは「人にやさしく」です。目が悪い人がメガネが必要になるのと一緒で、知的障がいの方々は人の助けが必要なんです。

利用者さんとのコミュニケーションがとれるまで時間はかかるかもしれませんが、とれた時は本当に感激します!異業種からのエントリーを考えている方もいらっしゃると思いますが、人と関わる事が好きな方は楽しく働ける職場だと思いますし、人にやさしくする事で自分の心も豊かになれると思います。

笑顔で過ごせる職場ですので、未経験の方も是非、興味のある方はエントリーをお待ちしております!